Mi リモートにシーリングライトのリモコンを追加する

Xiaomi 製のスマートフォンには赤外線送信機能が搭載されているものがあり、プリインストールされている Mi リモートというアプリでスマホから家電を操作できます。

かくいう筆者も Xiaomi の Redmi Note 10 JEを使用しており、さらにはつい最近部屋のシーリングライトを蛍光灯から、リモコンで操作できる LED のものに変えたばかり。

これは絶好のチャンスとばかりに、Mi リモートにシーリングライトのリモコンを追加しようとするも、一覧にそれに当たる項目が見当たりません。

Mi リモートの赤外線リモコン追加画面。シーリングライトの項目が見当たらない

どうやら中国版とグローバル版や日本版の MIUI とでは、Mi リモートで操作できる家電に差があるようです。

なんとかして日本版の Mi リモートのままシーリングライトのリモコンを追加できないかと試してみたところ、いい方法が見つかりました。

※端末は Xiaomi の Redmi Note 10 JE(OS は MIUI 14)、アプリはすべて記事作成時点(2023年12月20日)での最新版を使用しています。

Mi Home のインストール

下記のリンク先から、お手持ちの Xiaomi 製スマートフォンに Mi Home をインストールします。

すでにアプリをインストールしている場合は、この作業は飛ばして次の項に進んでください。

Xiaomi アカウントの作成またはサインイン

Mi Home を起動すると Xiaomi アカウントへのサインインを求められます(サインイン画面はスクショ禁止だったので画像なし)。

Xiaomi アカウントをお持ちでない方は、「サインイン」ボタンの左下の「アカウントを作成」をタップし、以下の画面でアカウントを作成してください。

Xiaomi アカウント作成画面

Xiaomi アカウントをすでにお持ちの方は、アカウントのメールアドレスや電話番号、パスワードを入力し、「サインイン」をタップします。

Mi Home のロケール(地域)の変更

Xiaomiアカウントへのサインインが成功したら、Mi Home アプリの右下の「プロフィール」→「設定」→「ロケール」の順にタップ。

Mi Home のトップ画面 Mi Home のプロフィール画面 Mi Home の設定画面

「中国」を選択。

国家と地域選択画面

サーバーの不一致についてのアラートが出ることがあるので、「切り替えの確認」をタップし、もう一度サインインし直します。

ロケールを変更すると「サーバーが一致していない」とアラートが出る

ロケールが中国に変更されると、アプリのトップ画面が以下のように変化します。

ロケールを中国に変更後のMi Homeのトップ画面

Mi リモートにリモコンを追加

Mi Home アプリのトップ画面の「赤外線リモート」→右下の「+(追加)」ボタンをタップします。

ロケールを中国に変更後のMi Homeのトップ画面 赤外線リモートの画面。右下にリモコンの追加ボタン

「添加遥控器(リモコンの追加)」画面が開きます。一覧の中の「灯泡」(電球)を選択。

リモコンの追加画面。ここから電球を追加する

あとは、通常の方法で Mi リモートを使用するように、リモコンのメーカーの選択、構成の確認、デバイス名などの設定をし、「完了」をタップすればオッケーです。

電球のメーカー選択画面 電球のリモコンの構成確認画面 リモコンのデバイス名の編集画面

Mi リモートを起動すると、「赤外線リモコン」の欄に先程追加した「電球」がばっちり表示されています。

Mi リモートの赤外線リモコン一覧。「Iris Ohyama電球」が追加されている。

このように、シーリングライトなどの中国版でしか追加できないリモコンは、ロケールを中国にした Mi Home 経由で Mi リモートを起動することで追加できます。

一度リモコンを追加しさえすれば、Mi Home のロケールを元に戻したりアプリをアンインストールしても、Mi リモートに追加したリモコンはそのまま残ります。

本家(アイリスオーヤマ)のリモコンと比べタイマー機能が使えない、感度が悪いというデメリットはあるものの、これでリモコンの紛失時や故障時でも最低限シーリングライトが操作できるようになりました。やったね。

編集
ホーム